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「がん治療設計ノート」から学ぶ【がんの3大療法を知る】抗がん剤1

曽我ゆり・・・ナビゲーター(以下曽我)
中村健二・・・医学博士、がんサポートDr.代表(以下中村)

曽我: こんにちは。
中村: こんにちは。
曽我: 今回はがん治療設計ノート5ページ6ページ医師から提案されている治療(時系列)の、抗がん剤の部分を、中村先生にご説明いただきます。
この抗がん剤の部分なんですけれども、ちょっと見ただけでも、担当診療科名、殺細胞薬剤、ホルモン剤、分子標的薬、免疫チェック、ポイント阻害薬、化学療法レジメなんか色々あるんですけれども、これは、これだけの種類があるという事なんですか?
抗がん剤に。
中村: そうです。
曽我: 多い、ですね。
中村: そうですね。
まずですね、担当診療科、あえてなんでここにあるんですか?と。
曽我: そうですね、ほんとだ。
そうですよね、なんでここにあるんですか?
中村: 病院で、外科、泌尿器科、乳腺外科、婦人科とかって色々な科がありますが、手術はしました、その後抗がん剤は別の科の先生。
例えば内科の先生、腫瘍内科の先生に、バトンタッチですという所が一般的です。
曽我: そうなんですね!
言われてみれば、そういう事ですかぁ、、
中村: だから外科の先生がね、私はうまく、無事ね、切除することができました。
おめでとうございます。
この後は、フォローは、腫瘍内科の先生にバトンタッチしますので、ご紹介します。
という、新たな先生が出てくる事があります。
曽我: なるほど。
中村: そうじゃない場合もあります。
例えば、主に泌尿器科の先生は、手術は終わりました。
この後の抗がん剤は、また引き続き私がこういう風に計画していますのでご説明しますので。
という、一貫して手術から抗がん剤、そのあとの部分まで一つの診療科でやるという事もあります。
曽我: それは、部位とかによってくるんですか?
中村: えっとね、部位によります。
曽我: 泌尿器科系、、泌尿器科系?というか
泌尿器科だと、一貫してやることが多いよという事。
中村: そうですね、泌尿器科、婦人科系、多いと思いますが。
消化器外科とか、乳腺外科とかって、いう時にはわかれる
まぁ、肺炎、胸腔外科とかは腫瘍内科の先生に、バトンタッチすることが多いかと思います。
曽我: そのバトンタッチされた場所の科名を、まずここに書くみたいなイメージですか。
中村: そうですね。はい。
なので、何月何日こういう手術をしました。
そのあと、抗がん剤の治療を、いつから、何々先生から説明を受けました。
そういう時系列を書きます。
最初からチームを組んで、抗がん剤を先にやりましょう。
このがんの場合は抗がん剤でね、勢いを止めたほうがうまくいくから手術をするというのはストレスなので、そのストレスによってがんが先にばっと大きくなっちゃう可能性がありますから。
抗がん剤で抑え込んでいて、メスを入れても、がん細胞暴れださないようにしといてからやりましょうと。
そこは病院のチームで作戦たてて、説明があると思いますので。
それも、どっちが先かっていうのは書いといて。
曽我: なるほど、手術のところの大枠のところですね、大枠にもかかわってくる。
中村: 今度抗がん剤の種類なんですけど1,2,3,4とありますね。
これを、全部総称して抗がん剤なんです。
曽我: へえぇぇ、抗がん剤の中に色々あるんですね。
抗がん剤と思ってました。
中村: 名前が、抗 がん 剤 なので、がん細胞を直接狙う薬。
と、皆さんイメージされてますが。
曽我: されてます。されてます。
中村: されてますね。
じゃあ、質問です。
ここにがん細胞があります。
ここに抗がん剤をぽつんと垂らします。
すると、このシャーレで培養されているがん細胞はどうなるでしょうか?
曽我: 、、、、
え、死なないんですか?
中村: 死なない。
曽我: 死なないんですか!?
え!?
死んだと思ってました。
中村: 死ぬと思ってました?
曽我: 死ぬと思ってました。
だめって言うとあれですけど、抗がん剤は、何のためにやるんですか?
中村: で、抗がん剤が効くタイミングがあるんです。
曽我: なるほど。
中村: 効く作用がそれぞれ、特徴があったんです。
曽我: あぁ、それが、この、1,2,3,4。
中村: この、1,2,3,4。
で、殺細胞剤っていうのは、抗がん剤そのものを、殺しちゃうわけなんですけども(←??)
抗がん剤が効くタイミングが、ある時期に限られてます。
細胞が、1個2個増えていくのはどの細胞もそうなんですけど正常な細胞もがん細胞も増え方は同じです。1個2個、4個、8個って増えていくんですけども、そのスピードが正常細胞よりもがん細胞のほうが速い。
曽我: あぁ、なるほど。
中村: 一般的に。
カッコ一般的に。
一般的に速い。という事を利用して作られたのが、殺細胞剤です。
え?利用してってどういう事ですか?
細胞が増えるっていうところを、よくじっと見てみるとですね。
細胞が、遺伝子ってありますよね。
曽我: はい。DNAってやつですね。
中村: DNAってやつですね。
あれが細胞の中にあるので、細胞が機能してるわけなんですけども。
細胞が1個の細胞が2つに増えるためには、その遺伝子を二つに分けないといけない。
2つに分けるというのは、コピーするという言い方と同じなんですけど同じものを作らなきゃいけない。
その作るときに、核って分かります?
曽我: 細胞の、理科の時間でやりました。
中村: 細胞を見ると、壁があって、薄い色があって、黒、紫色、、
曽我: こいつが本体だよみたいなやつありますよね。
中村: 黒いね、豆粒みたいなのありますよね。
あん中に遺伝子があって、金庫のようにしまわれているわけです。
あれが、1個から2個になる途中のときに、あの金庫を壊して、そこに入っている遺伝子を2倍にするわけです。
曽我: へぇぇぇぇ。
中村: コピーする。
コピーし終わると、細胞にくびれができて、両側に整列して、だんだんくびれが大きくなって、二つの細胞に分かれると。
曽我: へぇぇぇ、すごいな。
中村: こういう分裂の仕方を、正常細胞もがん細胞も、します。
で、コピーしている間っていうのはあの黒いね、黒いというか
曽我: 本体みたいなところ。
中村: 本体みたいなところ、金庫から出て、細胞質の中にちらばってますので、そこに、薬が入ってくると、その薬が、コピーしている遺伝子にペタペタくっついて邪魔するわけです。
曽我: あぁ、なるほど。
中村: こういう紙をコピーしようとしてここに墨が付いたりなんか変な風になったりすると、へんなコピーになっちゃうじゃないですか。
そうすると、使い物にならなくなりますよね。
曽我: たしかに、コピーできなくなりますね。
中村: できなくなりますよね。
そこを狙ったのが、この殺細胞剤。
なので、変な遺伝子なので、次の細胞を作ろうとしたときに。
材料がないとか、あの。
曽我: あ、そういう事ですね!
分かれたけど、もう次は行けないってなるとか。
あぁぁぁ。
中村: そうです。
あれ、あそこの設計図どこいっちゃったんだ。みたいな。
細胞を作ろうと思って材料を今用意してたのに、
この材料をどこに入れたらいいか、設計図がないぞ!みたいな。
そこで工事中断、みたいな。
曽我: あ、なるほど。
中村: それを狙ったのが、殺細胞剤です。
なので、本当に、がん細胞が、そこで止まっちゃう。
という事です。
なので、最初の質問にもどると。
増殖してれば、ぽちゃんとしたときには、がん細胞は死にます。
曽我: そうか。そうですね。
工事中のときに叩いたら、死ぬって事ですね。
中村: そうですね。
これから工事するぞ。みたいな。
じっとしている間にぽちゃんと落としても、なにこれ?みたいな。
曽我: そうか!
タイミングが重要なんですね。
中村: タイミングが重要。
なので、殺細胞剤というのは、タイミングが重要。
正常細胞と、勢いが違う。
どんどん増える。
曽我: 正常細胞もやられるって事ですよね、今のお話だと。
中村: 正常細胞も、増え方が必ずどこも一緒かっていうと、髪の毛とか、粘膜とか、腸もそうですけどそこはけっこう早いんですよ。
曽我: あ~~。だから髪が抜けたり、、
中村: 髪はどんどん増えるし爪も伸びるし、皮膚もどんどん入れ替わるし、粘膜もキレイになるから、そこが副作用として出やすいんです。
曽我: はぁ、そういう事ですね!
だから副作用で髪が抜けるとかが、ぱっと思う一般的な。
中村: そういう事です。
曽我: なるほど、納得しました。
中村: なので、がんにすごく勢いがあると。
このがんは進行が速いんですよとかって言われた時には、抗がん剤で抑えようかという話は、納得いく。話です。
曽我: なるほど。これが、1番の、殺細胞剤。
中村: 剤ですね。
曽我: 抗がん剤というやつですね。
2番のホルモン剤くらいまでは聞けるお時間があるんではないかと思うんですが。
中村: 2番3番も関係するんですけど、あとね、細胞って増えるって話しましたよね。
曽我: はい。
中村: 細胞って、勝手に増えるわけじゃないんです。
増えろって言われるから、増える。
曽我: あ、そうなんですか。へぇぇ。
中村: 傷ができて、この傷を塞げとというスイッチが入ってはじめて、ここの傷を、こう細胞が埋めていくわけですね。または垢が落ちて、下から新しい皮膚が上がってくるみたいな。
それが、あるスイッチが入って、増殖をはじめる。
という仕組みがあると、いうイメージしてください。
曽我: しました。
中村: しました?
じゃあスイッチを押さなきゃいいんじゃないのと。
曽我: あ、そうですね。
その指令を出さなきゃ、良いって事ですよね。
中村: スイッチを押さなきゃ、増えないんですよね。
がん細胞。不良品であっても、一つ不良品だけだったら、問題ないじゃないですか。
多勢に無勢で、あと全部正常細胞で。
1個だけでじっとしててくれるんだったら、許してあげようと。
スイッチを入れさせなければいいんだよね。と。
いう戦略があるわけです。
じゃあ何がスイッチを入れてるの?
という時に、男性ホルモンだったり、女性ホルモンだったりするので、それを、男性ホルモンがいたずらしてるんだったら、それに拮抗する女性ホルモンを入れてあげましょう。
曽我: あぁ、そういう。
中村: 女性ホルモンがいたずらしてるんだったら、それに拮抗する男性ホルモンを入れてあげましょう。
または、
そのホルモンを止めるような薬を入れちゃいましょう。
というような作戦が、ホルモン剤です。
曽我: なるほど。
色々、細胞の叩き方というか、たたくでもないけど止め方にも、色々あるんだなぁというのがちょっと伺っただけでもね、あるなと思いましたが。

次回に、それ以降の抗がん剤のお話を聞いていきたいと思います。
中村先生、ありがとうございました。

中村: ありがとうございました。
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