育成光線暖房革命

序章

卓越した「遠赤王」の暖房力

遠赤外線(育成光線)輻射床暖房「遠赤王」を知ったのは今年の2月です。

立春は過ぎたとはいえ、春浅い寒気厳しい日でした。

人を介して訪問した(株)MOZUのショールームの一隅に設けられた、数寄屋建築を模した茶屋風の小部屋に設置されている「遠赤王」の掘り炬燵で暖を取りながら、代表の菱田進治氏から製品について話を聞く機会を得ました。

談話を初めてほどなくして、二つの変化を体に感じました。

一つは体が芯部から暖かくなったことです。

「遠赤王」から輻射された遠赤外線が体の水分子と反応し、発熱し温められた血液が体の中を循環した結果の知覚です。

起こるべくして起こった遠赤外線照射による原理といえばそれまでのことですが、あえてここで特記したのには理由があります。

それは「遠赤王」の高い輻射量と体感できるまでの速さです。

このことは何を示しているのでしょう。

遠赤外線の難点は、放射エネルギーが常温の場合は微弱なことですが、「遠赤王」はその難点を見事に解決した床暖房であることを明確に実証している表れだということです。

事実上、「遠赤王」に使われている炭素繊維面状シートから輻射される量は、他に類を見ないほど高いものです。

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遠赤外線と健康

そのことが判明した瞬間、私はこう思いました。

「床暖房設備としてはもちろんのこと健康管理面からも、この「遠赤王」を一人でも多くの方に使ってもらえたらどんなに素晴らしいことだろう」。

そうです。まさに一挙両得なのです。

私は遠赤外線を健康回復に役立てて、成果を上げた方を数多くみてきました。

健常者の方には「転ばぬ先の杖」として、不幸にして病苦に悩む人には「疾病改善をサポートする心強い杖」として導入してもらいたい。

「遠赤王」には間違いなくそうした効果がある。

その時に心からそう思いました。

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